口臭の話は、
不思議なもので、
「相手のこと」は気づいても、
「自分のこと」は、なかなか分かりません。
誰かに言われた経験がなければ、
なおさらです。
ある日、
ふとしたきっかけで、
そんなことを考えるようになりました。
もし自分が、
知らないうちに、
誰かを困らせていたらどうだろう、と。
口臭は、
自分では感じにくいものだそうです。
慣れてしまうこともあれば、
体調や生活リズムによって、
一時的に強くなることもあります。
それでも、
周囲から指摘されることは、
ほとんどありません。
失礼になるかもしれない。
関係が気まずくなるかもしれない。
そう思うと、
誰も何も言えなくなってしまいます。

だからこそ、
この手の話は、
「なかったこと」にされやすいのだと思います。
困っている人がいても、
本人は気づかないまま。
誰も悪くないのに、
距離だけが少しずつ開いていく。
そんな場面は、
意外と身近にあります。
私自身も、
「自分は大丈夫だろう」と
どこかで思っていた気がします。
でも、
そう思い込んでいること自体が、
少し危ういのかもしれない。
そんなふうに感じるようになりました。
そこで考えたのが、
完璧を目指すことではなく、
**「気にかけている状態を作る」**ことです。
毎日、
ほんの少し意識する。
特別なことはしない。
それだけでも、
人と話すときの気持ちは、
少し違ってきました。
こんな人には、合うかもしれません
- 自分のことは、つい後回しにしてしまう
- 周囲に気を使う場面が多い
- 人に指摘される前に、できることをしておきたい
こんな人には、必要ないかもしれません
- 自分なりの習慣が、すでに決まっている
- あまり気にしない性格だと思っている
この相談室では、
不安をあおるつもりはありません。
ただ、
「気にしすぎなくていいけれど、
気にしてもいいこともある」
そう思える材料を、
そっと置いておきたいだけです。
もし、
「少し気になるな」と思ったら、
無理のない範囲で、
できることを選んでみてください。
選ばなくても、
何もしなくても、
それも一つの判断です。
この相談室は、
そういう判断を、
急かさない場所でありたいと思っています。


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